運動療法と物理療法

理学療法士の大事な仕事は、運動療法と物理療法にあります。さまざまなアプローチでリハビリを実践していくことになりますが、実際に運動を通じて、関節を動かせるようにするのが運動療法です。筋肉の回復を目指していくことになるため、関節を動かすためだけではなく、身体を守るためにも必要な療法といえます。歩行困難になっているような状況であっても、運動療法から歩行訓練をおこなっていくことが回復にもつながっていくでしょう。

物理療法は、運動療法と比較してみるとわかりやすくなります。温熱や寒冷、電気刺激などを与えることによって、リハビリをしていく方法です。水や赤外線なども用いますが、薬物は用いません。これが特徴で、物理的な手段を使うことが物理療法です。

理学療法士は、医療チームメンバーと連携することで、その能力を最大限発揮できるようになります。単独でリハビリをおこなうこともありますが、さまざまなスタッフとともにリハビリを展開していくことによって、効力を最大化できるようになっていくでしょう。実際に理学療法士がつきっきりになることは難しい部分です。身体機能回復を目指す意味でも、チームで取り組むことがポイントになってきます。